動画:古閑の滝ジオサイト「雌滝」

古閑の滝ジオサイト

Aso Geopark Japan
Koganotaki Falls Geosite

古閑の滝ジオサイトとは

先阿蘇火山岩(坂梨流紋岩)から落ちる滝。
雄滝(約80m)と雌滝(約100m)の二つの滝が見られる。

外輪山に架かる滝

古閑の滝ジオサイトのテーマは「外輪山に架かる滝」、古閑の滝の絶壁はカルデラが形成された約27万年~9万年前の火山活動*以前の地層がむき出しになっている。

坂梨流紋岩

上部から展望台のある下部までの大部分の地層が、カルデラが陥没する際に残った阿蘇谷最古の溶岩がむき出しになったものと考えられている。上部の地層を坂梨流紋岩と呼ぶ。
古閑の滝周辺の外輪山には約27万年前~約9万年前の阿蘇火山の火砕流の堆積物は少なく、外輪山の周囲の窪地や盆地に貯まるように堆積し、古い谷や峰を埋めている事が多い、荻岳ジオサイトは、その堆積物の中で頂上部分が埋まらずに残ったものとされている。

”氷の滝”

冬に、阿蘇谷に吹く冬の寒気が、古閑の滝に吹き付ける事で、滝全体が凍りつき氷の滝が出現します。
好条件が揃って初めて見られる現象です。

坂梨八十八ヶ所霊場

古閑の滝の周囲には坂梨八十八ヶ所霊場があり、古閑の滝のも二十七番札所「十一面観音菩薩」と二十八番札所「大日如来」が鎮座している、これらの札所は大正初期に、高森益之十夫妻が坂梨の村民への功徳を念じて作ったものです。
参考-古閑の滝坂梨八十八ヶ所札所の案内板より-

*1阿蘇の火山は、約27万年前~約9万年前までのあいだに4回にわたり、火山噴火による大量の火砕流を噴出した。
 これを古い方からAso-1、Aso-2、Aso-3、Aso-4と呼び、この地層のクラック部分に地下水が貯まることで、九州中部の豊富な湧水群を形成するなど、今も九州中部の自然環境に大きな影響を残している。



写真:「古閑の滝ジオサイト」スライドギャラリー
阿蘇くじゅう国立公園阿蘇ジオパークジオサイト「古閑の滝」

阿蘇くじゅう国立公園
阿蘇ジオパーク
ジオサイト
「古閑の滝」



阿蘇ジオサイトの地図(Geosite Map of Aso)

※直接行けない場所もあるのでご注意ください。



古閑の滝地図



道の駅阿蘇から古閑の滝までのルート


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