「あか牛」は熊本生まれの伝統褐色毛和牛です。
性格は温厚で古くは農耕用の働き手として家族のように大切に扱われ、肥後地域から大分西部の一部等幅広く飼育されて来ました。
農業の機械化が進み、農耕牛としての役目を終え、今では大事な食を支える畜産牛として飼育されています。
黒毛和牛ブームによってその飼育と市場は窮地に陥りましたが、一度食べたらまた必ず食べに来たくなると言われる
牛肉本来の旨味と、固くなく特徴的で絶妙な歯ごたえが人気を博し、今では「あか牛丼」を求めて日々観光客が阿蘇を訪れ、お店の前に行列ができることも珍しく無くなりました。